




|
|
研究事例一覧 / 健康 /
施術による改善画像の例 水頭症
◆水頭症様相の改善
 |
名前:狭山太一(仮名)
性別:男性
年齢:3才
状況:
・水頭症による諸症状
・頭部肥大(頭囲63cm)
・側湾症
・知能発達の遅れ
・歩行不可
・立位維持困難(数秒)
・座位維持困難(数秒)
・呼吸困難のため気管切開
初見:2016年8月7日 ※継続中
施術・記録作成:村田雅史
|
◇施術前後の経緯
3歳になる子供の母御からの相談。
子供の頭が成人の頭の大きい人並みにサイズがあるため、
重すぎて、立ち歩きも座る姿勢を維持することもままならず困っている。
水頭症のようにも見えるが、
医療機関でCT・MRIなどの継続的検査を受けた結果、
頭の中で脳脊髄液の膨満による脳の圧縮は進行していないので
水頭症とも診断されなかった。
呼吸にも弊害が及んで、気管切開している。
脊椎には左右の著しいゆがみ、側湾が発生。
子供に病院と自宅でリハビリをさせつつ、
何とかならないかと改善方法をインターネットで探すなどして、
頭蓋骨形矯正学会にたどり着いた。
※病院で行っているリハビリの例。
(1)うつぶせで寝ることが少ないので、
うつぶせして頭を上に持ち上げる練習。
(2)座る体勢を維持。⇒10秒も維持できない。
(3)立つ体勢を維持。⇒10秒も維持できない。
※自宅のリハビリの例。
お手製のキャスター付きの台車にパドリング。
具体的には、キャスター付きの台車にうつ伏せで寝て、
両手で床を押して前進する。
約40分間。
その折、パドリングのため台車にうつぶせになって
頭を持ち上げようとすると、頭を持ち上げられるのは40分の練習中に1-2回。
3秒ほど持ち上げた後、首が支えきれなくなってガクンと頭が下に倒れる。
◆1クール目:2016年8月7日~月に1度ペースで施術予定。
1回目:2016年8月7日に初回施術。
◇ 施術後の変化
(1)施術直後の外観と(2)運動機能が変化。
(1)施術直後の外観の変化について
以下の画像は施術直後のもの。

巻尺で計った過剰な長さが改善。

・頭囲(額・水平巻き)62cm→60.8cm
・頭囲(あご先~後頭部の上部)68cm→67.6cm
・頭頂部~あご先までの長さ32cm→30cm

あご下のたるみが改善。
顔の縦幅が短くなった。
顔周りから耳にかけて、膨らんでいた状態がしぼんだ印象。

上記も顔周りから耳にかけて、膨らんでいた状態がしぼんだ印象。
(額のでっぱっている部分は、骨がとても硬くなっており、
多少のことでは形は変わらない印象)
(2)運動機能の改善について
施術後1週間後に母御に電話でヒアリングしたところ、
運動機能の改善が見られるとのこと。
具体例:例)自宅での台車を使ったパドリング中、頭の持ち上げが改善。
◇施術前
頭を持ち上げようとすると、頭を持ち上げられるのは40分の練習中に1-2回。
3秒ほど持ち上げた後、首が支えきれなくなってガクンと頭が下に倒れる。
◇施術後
頭を持ち上げようとすると、頭を持ち上げられるのは40分の練習中に4-5回。
数秒持ち上げ後、ガクンと頭がたれるのでなく、
ゆっくりと頭を下に下げるようになった。
以上。
以後も施術を続けて記録していく。
村田雅史 2016/08/17
⇒健康に関する研究・活動事例一覧に戻る
|
|